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緊急地震速報受信機の歴史と変遷

緊急地震速報受信機の開発が本格的に始められたのは1995年に起きた阪神・淡路大震災によってでした。それまでは被害範囲の広い海溝型地震への対策が中心でしたが、阪神・淡路大震災によって直下型地震への対策も強めていく必要に迫られたからです。そしてその翌年には後の緊急地震速報受信機の要にもなる高感度地震観測網の整備が正式に決定されます。またこの頃から通信技術の発達などにより、速報的な地震速報の提供が始まりました。その後はリアルタイムで地震情報を確認できる「リアルタイム地震情報」の開発が進んでいき、それが後に「緊急地震速報」へと名称が変わって認識されていくこととなりました。2007年には気象業務法が思考され、緊急地震速報は正式に予報・警報として位置づけられることになります。

緊急地震速報受信機の動向と予測

阪神・淡路大震災以降から開発が成されてきた緊急地震速報受信機ですが、近年発生した東日本大震災によってその正確性が疑問視されるようになります。この時に発表されて緊急地震速報は予測された震度と実際の震度に大きなズレが生じていました。また青森・関東・甲信越地方でも震度5以上の揺れが発生したにも関わらずテレビ・ラジオ・携帯電話などで緊急地震速報による注意喚起がなされませんでした。また本震後も、比較的弱い地震を過剰に判断したり、逆に強い地震は発表されないなど緊急地震速報受信機が適切に機能しているとは言いがたい状態でした。この原因としては地震による通信網の混乱などが挙げられています。その後にすぐシステムの改修が行われたものの、また災害が起きてから不備が見つかってもそれは手遅れということになってしまいます。今後も緊急地震速報受信機は更に制度を上げていくことが常に求められていくことでしょう。