流量計や魚群探知機が支える日本|精密機械で作業スムーズ

作業員

気になる計測器

電気回路の信号測定では、基準電圧を等価にすることを忘れないようにしましょう。

spectrum analyzerを利用する場合、特定の電気信号とspectrum analyzerの入力端子を結線します。その際に、必ず行っておくことがあります。それは、お互いの電子機器の間で基準電圧値を等価にしておくことです。具体的には、測定器のグランド信号と、被測定物の基準電圧を示しているグランド信号を結線しておくことです。これをしないと、お互いの基準電圧に電位差が生じることになります。万一電位差が生じた場合、本来は発生しない電流の逆流現象が起き、回路を破損してしまったり、最悪の場合は発熱や発火へとつながる可能性があります。

spectrum analyzerの製造コストの背景も価格交渉では重要な要因になります。

従来のspectrum analyzerは、アナログ信号処理方式だったため、計測機器の内部構造は非常に複雑で高度な微調整が必要な計測機器でした。一方、デジタル信号処理ではスペクトラム分析のほとんどを数値演算によって行います。従って内部構造も簡素化することが出来るため、結果としてspectrum analyzerは計測機器としての製造コストも抑えることが出来るようになります。残念ながら、一般民生機器とは異なり大量に量産するような製品ではないため、使用している部品価格が値下がりしないことが理由で、思ったほど低価格化にはつながってはいません。それでも現在は普及版の製品で概ね十万円程度で入手できるまでになってきました。このような製品製造事情を情報として持っておくと、今後計測機器を購入あるいはレンタルする際の価格交渉の材料となる場合があります。販売者、購入者ともにお互いの事情を理解したうえで交渉に当たると最適な価格交渉につながることが予想されます。